ぱちんこしてたら見たくなりました!
必殺シリーズ(ひっさつ - )とは、1972年9月より朝日放送(ABCテレビ)と松竹(京都映画撮影所、現在の松竹京都映画株式会社)が制作し、1975年3月までは旧TBSテレビ系列、同年4月以降はテレビ朝日系列で放映された時代劇シリーズ。および、映画・オリジナルビデオ作品なども含めた一連の作品群である。CS再放映は、CS-WOWOW、衛星劇場、ホームドラマチャンネル、時代劇専門チャンネル。BS再放映は、BSアナログWOWOW、BSデジタルWOWOW1。地上波でもたびたび再放映がある。また、DVDがキングレコードから順次発売されている。
2007年には、テレビドラマとしては15年ぶりとなる『必殺仕事人2007』がスペシャル番組として放送された。
1972年9月の『必殺仕掛人』に始まり、1987年9月に、強力な裏番組の台頭に伴う視聴率低下により、レギュラー放送を一時中断したが、朝日放送開局40周年記念作品として放送された1991年10月の『必殺仕事人・激突!』で復活。1992年3月に放送終了し、作られたシリーズは現在まで計30作品にのぼる。
シリーズの基本的なコンセプトとしては、金銭をもらって、弱者の晴らせぬ恨みを晴らす殺し屋(裏稼業)たちの生き様を描いている。登場する主人公側の殺し屋たちの多くは、他の時代劇で見られる、困っているものを放ってはおけないという義理人情で動く(殺しをする)ことはなく、あくまで仕事と割り切っている。そのため自らの立場を「正義」と標榜せず、「悪に対する悪」と捉えているが、中には依頼人や市井の人に同情し加担する人物もおり、彼らがグループ内で対立したり、ジレンマに悩まされる場面が描かれることもある。
藤田まこと演じる中村主水を始め、山崎努演じる念仏の鉄、沖雅也演じる棺桶の錠と市松、中村嘉葎雄演じる巳代松、三田村邦彦演じる秀、中条きよし演じる三味線屋の勇次、京本政樹演じる組紐屋の竜、村上弘明演じる鍛冶屋(花屋)の政、緒形拳演じる藤枝梅安などが人気を呼んだ。
また、シリーズ前半に見られた既存の時代劇にない思想や手法、シリーズ後半に見られた風刺性や華麗な殺しのシーンが、それぞれ話題となった。
テレビの第2作『仕置人』から第30作『激突!』までは、主水編と非主水編を含めて、必ず過去の「必殺」に出演(ゲスト出演も含めて)した俳優がレギュラーの中に入っていた。
『必殺仕掛人』の藤枝梅安のように医者が医学の知識と技術で殺し屋となる設定は、按摩骨接ぎの鉄、やいとや又右衛門、蘭法医の鳴滝忍に受け継がれた(高野長英と西順之助も医者だったが殺し技はそれぞれ剣と銃らしきもの)。針状の武器も後の作品で応用され、煙管の吸い口や手鏡の柄に仕込んだ針、竹串、簪、仕込み矢立て、尖らせた枝、南京玉簾、金属製の折鶴などに変形した。また、梅安の坊主頭の風貌は辻平内、大吉、印玄、後期の畷左門に受け継がれ、鍼でツボをつく技は指による骨はずしを経て怪力坊主の力技に発展し、力技は医者でも坊主頭でもない島帰りの龍(宮内洋)や若(和田アキ子)、壱(柴俊夫)、清吉(誠直也)にも受け継がれている。更にシリーズを重ねると、三味線の撥(山田五十鈴が演じた各仕事師など)、大道芸の火吹き、三味線の弦を絡ませて首を吊る、果ては催眠術、ポッペンなど、常識では凶器とは考えられない物を用いた奇想天外な殺し技も飛び出し、これらはいずれも必殺の特徴となった。
一方で、こういった奇抜な演出とバランスを取るように、仕掛人・西村左内のような剣を使う立ち回りも受け継がれ、『必殺仕置人』の中村主水、『助け人走る』の中山文十郎、『新・必殺からくり人』の高野長英、『必殺仕事人』初期の畷左門、『必殺仕舞人』の直次郎が時代劇の本道ともいえる剣戟を見せた。特に主水の仕事が静かな暗殺剣になった後期『仕事人』シリーズでは、滝田栄の演じた清川(または清河)八郎、千葉周作、平田深喜(平手造酒)、山田朝右衛門といったキャラクターが豪快な剣捌きを見せた。例外的に梅安(仕掛人19話)と島帰りの龍(助け人36話)、政吉(仕事屋6話)、夢屋時次郎(からくり人4話)、新次(商売人26話)、秀(映画『裏か表か』)が刀を使ったこともある。
飛び道具は暗殺に向いている武器であるにもかかわらず、「自分の体を傷つけるリスクが低いから卑怯」というイメージが強かったからか、必殺シリーズでは主役側で武器としている者は少なく、主なところでは『からくり人血風編』土左ヱ門(山崎努)、『新仕置人』鋳掛屋の巳代松(中村嘉葎雄)、『仕事人V旋風編』西順之助(ひかる一平)、『仕事人・激突!』夢次(中村橋之助)くらいである。その上一発しか撃てない(例外的に映画「必殺5黄金の血」で山本陽一が演じた夢次の銃は小型機関銃になった)、射程距離が短いなど様々な制約がある場合が多く、土左ヱ門のように遠距離から連射で撃ち込める飛び道具を扱う者は例外的である。『仕置屋稼業』で津川雅彦が演じた鳶辰や『新・仕置人』の外道仕置人など、飛び道具は悪人が使うケースの方が多い。『仕事人大集合』では、銃殺された鹿蔵の恨みを晴らすため、おりくが「やぼな殺し方はしたくはないが」と断って銃を使っていた。特殊な例としては、『暗闇仕留人』の貢が三味線の撥をブーメランのようにして投げたり、『仕置屋稼業』の市松が折鶴に竹串を仕込んで投げたりした事もある。
『必殺仕事人2007』より前に制作されたシリーズでは毒を使う仕事師は一人も現れていない。これは『仕事屋稼業』での半兵衛の殺し技(どこにでもあるような剃刀で頸動脈を切る)が生々しすぎるとして非難を受けた経験などから、比較的簡単に真似が出来たり、真似ることで重大な結果を招きやすい殺し技を制作側が意図的に避けるように心がけたものである。しかし新作『必殺仕事人2007』では、松岡昌宏演じる経師屋の涼次が、筆に仕込んだ毒を用いて殺しを行っている(ただしその描写は奇抜なものであり、真似る事は到底不可能である)。公式サイトなどでは「毒」という表現は避けられ「特殊な液体」とされていた。
(以上、ウィキペディアより引用)
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